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海外で普及が進む中國の醫療技術
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-02-08 09:52:04 | 新華社 | 編集: 王珊寧

  【新華社杭州2月8日】中國浙江省立同徳病院での実習を終えたばかりで、間もなく韓國に帰國する留學生、李在謨(イ・ジェモ)さんは「帰國したら、中國醫學を臨床診療で役立てたい」という。

  彼は、「中國醫學では小鍼刀(しょうしんとう)技術を使って治療する際、麻酔薬などの西洋醫薬を用いて患者の痛みを和らげることもあるが、こうした中國と西洋の醫療技術の融合理念が大きな啓発を與えてくれた」と語っている。

  浙江省立同徳病院國際交流・協力弁公室の蔣益華主任は、「國外から醫科大學生が中國を訪れて學習交流を行うケースが徐點に増えている」と指摘し、また、中國、日本、韓國などに見られる伝統醫學はいずれも東方醫學のカテゴリーに含まれるが、中國醫學はこれらの國で非常によく受け入れられ、普及の狀況も良好だと説明している。

  さらに、「ますます多くの中國醫薬人材が浙江省で學んで帰國しており、伝統的な中國醫薬文化が外國に伝えられ、継承と革新をもたらしている」という。

  実際、中國の醫療機関はこれまで一貫して、自分たちの醫療技術の海外での活用を力強く後押ししてきた。

  2010年という早い時期から、浙江大學醫學院附屬第一病院は、肝臓移植に関わる先進技術をインドネシアに伝え、インドネシアでの生體肝移植の先駆けとなった。これにより、同病院の東南アジアにおける影響力は非常に高いものになっている。

  先ごろ、同病院とマレーシア衛生部臨床研究院は、雙方がハイレベルな交流や遠隔診療、人材育成などの分野で全面的に協力し合うことで了解覚書を交わした。

  熱帯地域にあるマレーシアでは、肝炎やデング熱などが頻繁に発生し、國家の衛生安全システムに対する試練になっている。

  「浙江大學醫學院附屬第一病院の伝染病學科は、中國でもトップクラスで、肝臓病の総合的な治療能力、特に肝がんの治療、肝臓移植、肝炎治療などの技術は、國內海外問わず、早い時期から高く評価されてきた」と、同病院の王偉林院長は話している。

  王院長はさらに、雙方は、肝・膽・膵(すい)外科、伝染病、心血管などの疾病分野での臨床研究センターの設立を模索し、難病を患う患者に対する遠隔診療を実施しており、さらにマレーシアにおける肝移植、重症肝炎治療、心血管インターベンション、慢性非感染症疾患治療などの面でも人材育成を進めていると話している。

  2017年1月、中國政府は、「中國醫薬『一帯一路』発展計畫(2016~2020年)」を発表した。計畫には、「一帯一路」沿線諸國と連攜して50の中國醫薬対外交流協力モデル基地を建設し、20項目の中國醫薬國際基準を打ち出すねらいがある。

  先ごろ、中國醫學診療センターが、ベラルーシのミンスク地區に開業した。これは、両國が協力して設立した初の中國醫學センターで、この先さらにベラルーシ各地に5カ所、相次いで開業することになっている。

  「鍼灸技術は、ミンスクで予想を上回る歓迎を受けている」と、浙江省中國醫學鍼灸科の周海江醫師。

  浙江省中國醫學院黨委員會の黃琦書記は「イスラエルでは、ほとんど全ての診療所に、浙江省中國醫學病院で訓練を受けた中國醫學醫師がおり、中には、地元の名醫と呼ばれたり、中國醫學學校の優れた教師になった人たちもいる」と話している。

  

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海外で普及が進む中國の醫療技術

新華網日本語 2018-02-08 09:52:04

  【新華社杭州2月8日】中國浙江省立同徳病院での実習を終えたばかりで、間もなく韓國に帰國する留學生、李在謨(イ・ジェモ)さんは「帰國したら、中國醫學を臨床診療で役立てたい」という。

  彼は、「中國醫學では小鍼刀(しょうしんとう)技術を使って治療する際、麻酔薬などの西洋醫薬を用いて患者の痛みを和らげることもあるが、こうした中國と西洋の醫療技術の融合理念が大きな啓発を與えてくれた」と語っている。

  浙江省立同徳病院國際交流・協力弁公室の蔣益華主任は、「國外から醫科大學生が中國を訪れて學習交流を行うケースが徐點に増えている」と指摘し、また、中國、日本、韓國などに見られる伝統醫學はいずれも東方醫學のカテゴリーに含まれるが、中國醫學はこれらの國で非常によく受け入れられ、普及の狀況も良好だと説明している。

  さらに、「ますます多くの中國醫薬人材が浙江省で學んで帰國しており、伝統的な中國醫薬文化が外國に伝えられ、継承と革新をもたらしている」という。

  実際、中國の醫療機関はこれまで一貫して、自分たちの醫療技術の海外での活用を力強く後押ししてきた。

  2010年という早い時期から、浙江大學醫學院附屬第一病院は、肝臓移植に関わる先進技術をインドネシアに伝え、インドネシアでの生體肝移植の先駆けとなった。これにより、同病院の東南アジアにおける影響力は非常に高いものになっている。

  先ごろ、同病院とマレーシア衛生部臨床研究院は、雙方がハイレベルな交流や遠隔診療、人材育成などの分野で全面的に協力し合うことで了解覚書を交わした。

  熱帯地域にあるマレーシアでは、肝炎やデング熱などが頻繁に発生し、國家の衛生安全システムに対する試練になっている。

  「浙江大學醫學院附屬第一病院の伝染病學科は、中國でもトップクラスで、肝臓病の総合的な治療能力、特に肝がんの治療、肝臓移植、肝炎治療などの技術は、國內海外問わず、早い時期から高く評価されてきた」と、同病院の王偉林院長は話している。

  王院長はさらに、雙方は、肝・膽・膵(すい)外科、伝染病、心血管などの疾病分野での臨床研究センターの設立を模索し、難病を患う患者に対する遠隔診療を実施しており、さらにマレーシアにおける肝移植、重症肝炎治療、心血管インターベンション、慢性非感染症疾患治療などの面でも人材育成を進めていると話している。

  2017年1月、中國政府は、「中國醫薬『一帯一路』発展計畫(2016~2020年)」を発表した。計畫には、「一帯一路」沿線諸國と連攜して50の中國醫薬対外交流協力モデル基地を建設し、20項目の中國醫薬國際基準を打ち出すねらいがある。

  先ごろ、中國醫學診療センターが、ベラルーシのミンスク地區に開業した。これは、両國が協力して設立した初の中國醫學センターで、この先さらにベラルーシ各地に5カ所、相次いで開業することになっている。

  「鍼灸技術は、ミンスクで予想を上回る歓迎を受けている」と、浙江省中國醫學鍼灸科の周海江醫師。

  浙江省中國醫學院黨委員會の黃琦書記は「イスラエルでは、ほとんど全ての診療所に、浙江省中國醫學病院で訓練を受けた中國醫學醫師がおり、中には、地元の名醫と呼ばれたり、中國醫學學校の優れた教師になった人たちもいる」と話している。

  

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