【新華社北京2月16日】2017年末時點で、中國の鉄道営業距離は12萬7千キロに達しており、その內、高速鉄道は2萬5千キロで、世界の66・3%を佔め、名実共に「世界チャンピオン」となった。
中國鉄道総公司(中鉄総)の陸東福総経理によると、鄭州~徐州、上海~昆明、寶鶏~蘭州、石家荘~済南などの高速鉄道の開通により、中國高速鉄道網の「四縦四橫」の枠組みがほぼ形成されたという。
中鉄総旅客輸送部の黃欣副主任は、2018年春運(舊正月の帰省ラッシュ)期間中に、延べ3千キロ以上の高速鉄道が新たに稼働し、鉄道輸送人數が延べ3千萬人以上増え、絶対値から見れば、ここ數年で伸び率が最も大きな一年となると予測されている。
過去5年で、中國高速鉄道は急成長を遂げた。中鉄総の統計をみると、2013年~2017年、全國鉄道固定資産投資は3兆9千億元、新規営業距離は2萬9400キロ増となり、その內、高速鉄道は1萬5700キロで、投資額が最も多く集中し、投入量が最も多い時期となった。
陸東福総経理によると、鉄道建設は今後も「加速」し続ける。計畫では、2018年、全國鉄道固定資産投資は7320億元で、その內、國家鉄道投資は7020億元、新規稼働路線は4千キロ、その內、高速鉄道は3500キロとなった。
今後、中國の高速鉄道網は「八縦八橫」へと発展することを目指す。2016年7月に公表された「中長期鉄道網計畫」では、2020年までに、中國鉄道網営業距離は延べ15萬キロ、その內、高速鉄道が3萬キロとなり、「八縦八橫」の主要路線をベースに、地域連絡線が繋がり、都市間鉄道が補助となる現代高速鉄道網が構築される見通しだ。
當社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無斷転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事
