:
朝鮮半島情勢は改善を続けられるか
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-03-09 11:30:21 | 新華社 | 編集: 王珊寧

(國際)(1)韓朝在板門店舉行高級別會談

1月9日、韓國側の代表団団長、韓國統一部の趙明均統一相(左)と、朝鮮側の代表団団長、朝鮮祖國平和統一委員會の李善権委員長が板門店韓國側にある「平和の家」で握手した。

【新華社北京3月9日】朝鮮半島の南北雙方が平昌冬季五輪で和平へのきかっけをつかみ、特使外交を進め前向きな進展を得た。韓國の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が派遣した特使団は5日、朝鮮の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働黨委員長と會見し、朝鮮側は半島の非核化の意思を明確に表明、さらに米國と対話する意思があることを示した。雙方はまた、4月末に板門店の韓國側の施設で首脳會談を開催することで合意した。

國際社會は半島情勢にさらなる改善がみられることについて、広く肯定的に評価している。國連のグテーレス事務総長は6日、報道官を通じて聲明を出し、朝鮮と韓國の間で行われた會談で得た前向きな進展に歓迎の意を示し、また國連が引き続き同プロセスを支持すると重ねて表明した。

中國外交部の耿爽報道官も同日、韓國大統領の特使代表団が訪朝によって前向きな成果を得たことについて、中國側は歓迎すると表明。半島の南北雙方が関連する合意を確実に遂行し、和解と協力のプロセスを引き続き推進することを希望すると述べた。

また、國際社會は同時に、朝鮮と米國がすぐに対話を始めるかどうかに高い関心を持ち始めた。あるメディアの論説は、半島情勢の根本的な立て直しを実現するには、米國と朝鮮が朝鮮の核問題における主要な當事者として、直接対話することも同様に欠かせないと述べている。

中國社會科學院アジア太平洋・世界戦略研究所の王俊生副研究員は、朝鮮の核問題が今日まで拡大したことは、米國と朝鮮雙方に責任があるとの認識を示した。そして、朝鮮の核問題の最終的解決には、米朝雙方は既存の基礎を基に妥協しなければならず、一方のみが他方に譲歩を求めることはできないと指摘した。

別のアナリストは、朝鮮と韓國の対話が生み出す、朝鮮と米國の対話を促す効果、これは中國側が提唱する「雙軌平行」(非核化プロセスと半島平和協定交渉の同時進行)構想の考えと似ており、同時・平等の原則に基づき併せて推進し、最終的にひとまとめに解決し、半島の長期的な安定を実現するとの認識を示した。

當社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無斷転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

推薦記事:

トランプ氏、金正恩氏の會談要請に同意

朝鮮半島南北対話の米朝直接対話への進展望む 中國外交部

新華網日本語

朝鮮半島情勢は改善を続けられるか

新華網日本語 2018-03-09 11:30:21

(國際)(1)韓朝在板門店舉行高級別會談

1月9日、韓國側の代表団団長、韓國統一部の趙明均統一相(左)と、朝鮮側の代表団団長、朝鮮祖國平和統一委員會の李善権委員長が板門店韓國側にある「平和の家」で握手した。

【新華社北京3月9日】朝鮮半島の南北雙方が平昌冬季五輪で和平へのきかっけをつかみ、特使外交を進め前向きな進展を得た。韓國の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が派遣した特使団は5日、朝鮮の最高指導者である金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働黨委員長と會見し、朝鮮側は半島の非核化の意思を明確に表明、さらに米國と対話する意思があることを示した。雙方はまた、4月末に板門店の韓國側の施設で首脳會談を開催することで合意した。

國際社會は半島情勢にさらなる改善がみられることについて、広く肯定的に評価している。國連のグテーレス事務総長は6日、報道官を通じて聲明を出し、朝鮮と韓國の間で行われた會談で得た前向きな進展に歓迎の意を示し、また國連が引き続き同プロセスを支持すると重ねて表明した。

中國外交部の耿爽報道官も同日、韓國大統領の特使代表団が訪朝によって前向きな成果を得たことについて、中國側は歓迎すると表明。半島の南北雙方が関連する合意を確実に遂行し、和解と協力のプロセスを引き続き推進することを希望すると述べた。

また、國際社會は同時に、朝鮮と米國がすぐに対話を始めるかどうかに高い関心を持ち始めた。あるメディアの論説は、半島情勢の根本的な立て直しを実現するには、米國と朝鮮が朝鮮の核問題における主要な當事者として、直接対話することも同様に欠かせないと述べている。

中國社會科學院アジア太平洋・世界戦略研究所の王俊生副研究員は、朝鮮の核問題が今日まで拡大したことは、米國と朝鮮雙方に責任があるとの認識を示した。そして、朝鮮の核問題の最終的解決には、米朝雙方は既存の基礎を基に妥協しなければならず、一方のみが他方に譲歩を求めることはできないと指摘した。

別のアナリストは、朝鮮と韓國の対話が生み出す、朝鮮と米國の対話を促す効果、これは中國側が提唱する「雙軌平行」(非核化プロセスと半島平和協定交渉の同時進行)構想の考えと似ており、同時・平等の原則に基づき併せて推進し、最終的にひとまとめに解決し、半島の長期的な安定を実現するとの認識を示した。

當社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無斷転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。

推薦記事:

トランプ氏、金正恩氏の會談要請に同意

朝鮮半島南北対話の米朝直接対話への進展望む 中國外交部

010020030360000000000000011100381370269401