【新華社北京2月5日】中國外交部の華春瑩(か・しゅんえい)報道官は4日、ネット定例記者會見で「ウイルスは容赦ないものだが、人には情がある」と語り、中國側は日本國民の心溫まる行動に注目しており、日本を含む各國の人點の中國への同情、理解、支持に感謝し、それを心に刻んでいると強調した。
華報道官は次のように述べた。多くの日本のネットユーザーが今回、在日中國大使館のソーシャルメディアアカウントのコメント欄に集まり、武漢を応援し、中國を元気づけた。新型コロナウイルスの感染による肺炎の発生以來、日本政府や社會各界は中國に多くの同情、理解、支持を與えてきた。
感染症が発生するとすぐに、日本政府は中國の感染症対策に全力で協力すると表明した。日本政府と多くの地方や企業がマスクやゴーグル、防護服などの防疫物資を自主的に中國側に寄贈している。武漢に寄贈された一部の物資の箱には「山川異域 風月同天」「豈曰無衣 與子同裳」と書かれていた。日本のドラッグストアには「中國がんばれ」「武漢がんばれ」というメッセージが張られた。東京スカイツリーは赤と青のライトアップで武漢市の感染終息に祈りと応援を送った。一部の國で見られる極端な差別的発言について、厚生労働省の関係者は會見で「悪いのはウイルスであって人間ではない」と呼びかけた。また、日本の學校は保護者に手紙を送り、子どもたちが悪意を持って中國武漢を話題にしないように教育している。
多くの中國のネットユーザーは私と同じように日本國民のこうした心溫まる行動に注目していると思う。感染に立ち向かうこの困難な時期、私たちは他の國の人點の中國への同情、理解、支持に心から感謝し、それを心に刻んでいる。
ウイルスは容赦ないものだが、人には情がある。疫病は一時的なものだが、友情は長続きするものだ。中國は引き続き國際社會とともに、感染の予防・抑制の戦いに勝利し、一日も早く正常な仕事と生活を回復し、各國の人點と友好的な交流を継続できるよう全力を盡くす。
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