【新華社武漢9月9日】中國都市観光のトップスリーは上海、広州、北京の順番だ。中國旅游研究院武漢分院が7日発表した「2018中國観光業発展報告書」が明らかにした。
同研究院が7年連続でこの報告書は発表している。観光客の注目度や満足度などを取り上げたオンライン観光評論に基づき、區域観光発展評価指標システムを構築し、ビッグデータを駆使、主要オンライン旅行會社から集めた100萬件余りのコメントを參考に、全國の數萬カ所の観光地からトップ200、數百の都市からトップ50を選出した。
報告書によると、中國の國際観光影響力が絶えず高まり、中國の海外旅行者數と消費は世界トップ、中國への入國観光客數は世界第4位にある。海外旅行者數と消費、入國観光客數と収入は軒並み増加の傾向にあるという。
一方、中國の星付きホテル、Aランク観光地、旅行會社の収益力が高まり、観光業の利益は全體して増えたが、地域によって、差が目立った。全國の星付きホテルは黒字転換を達成したが、主として東部地域の持続的な収益と大きな増益のおかげだ。逆に、中部や西部地域は赤字を続けている。
また、報告書によると、観光は現在、文化教育やエコ文明建設、都市・農村文明建設の重要なルートとなっており、その役割はますます強まっている。「全域観光」(観光業を中心とした地域の協調的発展)は中國観光の発展を指導し、世界観光強國を建設するための重要なモデルとなっている。昨年5月時點で、全國の全域観光モデルエリアの総面積は180萬平方キロで、人口は2億5600萬人に達した。
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