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華やかな元宵節の一夜を演出 第1回KISS福岡元宵祭
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-03-05 13:45:38 | 新華社 | 編集: 王珊寧

 【新華社福岡3月5日】福岡の訪日観光客向け大型施設「九州國際観光広場 KISS福岡」を運営する株式會社KISS福岡が主催し、在福岡中國総領事館、九州中資企業協會が後援する「第1回KISS福岡元宵祭」が3日夜、福岡市で開催された。中國駐福岡総領事 何振良や中日友好関係者、地元の華人華僑ら400人余りが訪れ「猜燈謎」(なぞなぞ遊び)に參加するなど、中國の伝統祝日、元宵節を祝った。

 何氏は新華社の取材に対し、先日行われた2日間の春節祭の來場者が12萬人近くに達し、インターネットの実況も50萬アクセスを超え、前年までの春節祭をはるかにしのぐ反響があったと語った。何氏はまた、春節は中國伝統文化の集大成で各國の人點の関心も高いと述べ、春節祭や元宵祭などの文化活動が日本の人點の中國理解を深め、中國文化へ興味を持つきっかけとなって欲しいと期待を示した。

 KISS福岡社長で同イベント総合プロデューサーの蘇慶氏は取材に対し、今回の元宵祭は「2018春節祭IN福岡」の一環として、地元の華人華僑の交流と、伝統祝日を共に祝える場の提供が目的と語った。蘇氏によると、同社はオリジナル曲「喜歓就要説suki」(好きならばsukiと言おう)を製作、中國人観光客が、曲に合わせ簡単な日本語や料理名を覚えられるよう工夫しているという。

 同イベントは「両岸笑星會」ライブや「猜燈謎」「中國の美食」の三つの部門で構成され「両岸笑星會」には中國の著名漫才団體、&&・上海呉兆南相聲劇蕓社の劉増錯氏・劉爾金氏・姫天語氏や北京星夜相聲會館の靳佩良氏・応寧氏・陳延龍氏、天津謙祥益相聲倶楽部の馬軍氏・盛偉氏が出演し、中國大陸と台灣地區の特徴を掛け合わせた漫才を披露。來場者に中國語の魅力を伝えた。

 會場は太鼓や「喜歓就要説suki」、數年前に中國で流行歌した「小蘋果」(小さなりんご)の日本語版などのパフォーマンスで大きく盛り上がり、客席からは絶えず拍手が送られた。飲食エリアでは元宵(元宵節に食べる団子)や串焼き、麻辣スープなどの中國伝統料理が福岡名物の「屋&」形式で提供された。來場者は満月や彩り豊かなランタンを鑑賞し、猜燈謎や獅子舞などに觸れ、華やかな中國文化の一夜を過ごした。

 

 何振良 中國総領事

 春節祭や元宵祭などの文化活動が日本の人點の中國理解を深め、中國文化へ興味を持つきっかけとなって欲しいと期待しています。

 

 蘇慶 KISS福岡社長

 今回の元宵祭は地元の華人華僑の交流と、伝統祝日を共に祝える場の提供が目的です。(記者/方蕓暁 彭純 馬崢)

 

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