【新華社北京2月26日】人力資源・社會保障部は26日、都市部の登記失業率が2017年末現在で3・90%となり、4四半期連続で4%以下を維持し、2002年以來最も低い水準となったことを明らかにした。基本養老保険や基本醫療保険などの5つの基金の総収入額は前年比23・9%増の6兆6400億元、総支出額は21・4%増の5兆6900億元となった。
人力資源・社會保障部の張義珍・副部長によると、2017年の全國都市就業者の新規増加數は1351萬人、都市失業者の再就職者數は558萬人、就業困難者の就業実現者數は177萬人で、それぞれ年間目標を超えた。大學卒業生や、過剰生産力解消で影響を受ける労働者、農村の労働者などが重點グループとされ、就業が積極的に促進された。第一に、大學卒業者に向けた就業・起業促進計畫や基層レベルでの成長計畫が実施され、大學卒業生の基層レベルへの就業が奨勵された。第二に、過剰生産力解消で影響を受ける労働者の就業が積極的かつ着実に推進され、2年間で累計110萬3千人の就業が実現された。第三に、全國農村貧困労働力就業情報プラットフォームが設置され、1400以上の貧困者就業支援拠點が選ばれ、農村労働力の移転就業が積極的に促進された。
同部の游鈞・副部長によると、中國の社會保険の対象範囲はさらに拡大している。2017年末現在、基本養老保険(年金)、基本醫療保険、失業保険、労災保険、育児保険の加入者はそれぞれ9億1500萬人、11億7700萬人、1億8800萬人、2億2700萬人、1億9200萬人となっている。保障レベルも上がり、企業退職者の基本養老金給付額は13年連続で増え、政府機関や事業機関の退職者の基本養老金も同時に調整され、1億人以上の退職者が恩恵を受けている。
人力資源・社會保障部によると、就業の面では今後、雇用政策や職業技能訓練、重點グループの就業支援、就業促進のための公的サービスなどの強化を進めていく。社會保障の面では、(1)社會保障制度を強化し、社會保障給付水準を向上させる(2)社會保険管理サービスと社會保険へのビッグデータ応用を強化し、社會保険管理サービスの標準化を促進する(3)社會保険基金の監督を強化し、社會保険基金の支援能力を強化するなどの措置が取られる。(記者/陳奧)
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