
【新華社海口2月27日】中國海南省海口市は25日、濃霧期間中における緊急対応についての記者會見を開き、市內各港から出港する旅客や車両の流れが例年の春運(春節期の帰省ラッシュ)の水準まで回復したため、26日午前0時よりフェリー輸送におけるの緊急対応を終了すると発表した。
広東省と海南島を隔てる琼州海峽では今月18日以降、記録的な濃霧のため定期フェリーの欠航が相次ぎ、旅客10萬人以上と車両約2萬台が足止めされていた。同市では緊急対応計畫に基づき、海口市は18日にレベル3とレベル2の緊急対応を相次いで発動し、19日にはレベル1を発動していた。

海口市政府の鄧立松副秘書長は會見で、緊急対応発動中の7日間、市內全域で24時間態勢での交通整理や支援・対応業務を行い、車両13萬8902&、旅客71萬3820人が安全に島を離れたことを明らかにした。同市からの旅客や車両の出港量は現在、例年の春運の水準に戻り、市內3つの港の運航狀況も正常化したことから、緊急対応を26日午前0時に終了することを決定したという。
海口市では今月18日から24日まで、延べ5萬8千人が交通整理や支援・対応業務に従事し、旅客に対しミネラルウォーター7萬6千箱、インスタントラーメンやクッキー9萬1千箱、弁當や粥11萬人分、菓子パン1萬5千個を配布した。
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