【新華社ラサ1月18日】中國の大型清史プロジェクトとして編さんされた『清代チベット地方記録文獻選集』がこのほど出版された。この書籍は、チベット學の研究に重要な參考資料を提供していくものと期待されている。
プロジェクトの責任者で、チベット自治區檔案局(館)編集研究室の扎雅・洛桑普赤博士は17日、書籍に収録された記録はいずれも、初めて社會に公開されるもので、內容は清代の全期間にわたっており、チベット地方の清朝中央政府統治下での政治制度、行政管理、経済・貿易などの內容を含んでおり、歴史資料として価値が高く、研究の參考になるものだと述べた。
『清代チベット地方記録文獻選集』は、國家清史編さん委員會の文獻シリーズの一つとして5年をかけて編さんされ、中國蔵學(チベット學)出版社が出版した。全巻は8冊から成る。チベット自治區檔案館が所蔵する1522件の記録を精選し、チベット語の原本を寫真撮影し原版としたいわゆる影印本で、現代中國標準語訳を付記する形で出版した。
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