
「三國志」を題材とする映畫やドラマは、中國人だけではなく、日本人にもよく知られており、人気も高い。ここ最近、中國で大ヒット中の大型歴史ドラマ「大軍師司馬懿の軍師連盟」はまだ日本で放送されないにもかかわらず、すでに大きな話題となっている。実は、日本人は「三國志」に対して中國人にも負けないほど興味津點であるという。
▽日本人は「三國志」が一體どれほど好きなのか?
1995年、ドラマ「三國演義」は日本のNHKで放送され、非常に高い視聴率を獲得した。日本人は「三國演義」を「中國で最も素晴らしい大河ドラマ(歴史ドラマ)」と賞賛した。ジョン ウー(呉宇森)監督による映畫「レッドクリフ」(原題: 赤壁)は、日本で上映されたアジア映畫の中で最も高い興行成績を記録した。
日本神戸市の長田區には、三國志の登場人物の彫像や三國志美術館、公園などが建てられており、まるで三國志テーマパークのようだ。さらに、日本では三國志検定までもある。この検定は2008年から、東京や名古屋、大阪などの都市で実施されている。受験料は少なくとも4980円かかるのだが、何千人もの受験者がいたという。
▽漫畫やゲームで見られる三國志ブーム
三國志の題材の大ヒットは日本の漫畫にも影響を及ばした。1971年から連載された橫山光輝氏の漫畫「三國志」は15年間の連載期間中に、単行本全60巻、6000萬本以上が発売された。
三國志を題材とするゲームは、例えば「三國志」シリーズ、「三國志英傑伝」シリーズ、「三國無雙」、「真 三國無雙」など、実にたくさんある。
