新華網モスクワ3月30日(記者/王晨笛)通信社のロシアトゥディの28日付の報道によると、ロシアのラブロフ外相はロシア政府は米國の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓國への配備及び朝鮮が繰り返し行う弾道ミサイルの発射と核実験に反対すると表明した。
報道によると、ラブロフ外相は週刊紙「論拠と事実」のインタビューで、次のように述べた。ラブロフ外相は米國がTHAADを韓國に配備する目的は、朝鮮への脅威に対抗するためだと知らされているが、THAADを含む米國のミサイル防禦システムはロシアの戦略的エネルギーにとって脅威になり、且つ他國の安全にマイナス影響をもたらすため、ロシアは米國のこの危険な行動に反対する。
ラブロフ外相はまた、近年は朝鮮半島及び周辺地域の情勢を懸念していると述べた。ラブロフ外相はさらに、ロシアは朝鮮が何度も実施する彈道ミサイルの発射と核実験活動に反対し、國連安全保障理事會の朝鮮に関する決議を支持し、朝鮮の危険な行為を批判し、核開発計畫の放棄を促すために朝鮮への制裁を実施すると主張した。
(新華社より)
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