ケンブリッジ大學に留學した中國人の學生が、母親に時間通りに薬を服用させるため、スマートなピルケース「Memo Box」をデザインし、2016年に國際的なデザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」を受賞した。北京日報が伝えた。
このケースはブルートゥースと専用のアプリを使うことで、服用計畫を事前に攜帯電話に記録できる。設定された服用時間になると、ケースのLED照明が點滅し、さらに攜帯電話のアラームが鳴り、薬を服用するよう促す。
もし事前に薬を服用している場合は、ケースは注意を促さず、重複して服用してしまうことを避けるため、LED照明は赤い光を出し、警報音を鳴らす。2つのボタン型電池で1年間使用することが可能で、繰り返し充電するといった手間が省ける。
またこのピルケースは自分や両親に薬の服用を促すだけでなく、さらに優れた特徴がある。それは紛失しにくいピルケースでもある點だ。攜帯するのを忘れたり、どこに置いたか忘れてしまった場合でも、このピルケースは攜帯電話から操作することで音聲を出すことができるため、どれほど亂雑とした場所に置かれていたとしても、すぐに見つけ出すことができる。
(人民網日本語版)
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