BBCの中文版ウェブサイトによると、クアクアレリ・シモンズ社(QS)の最新調查において、カナダのモントリオールがイギリスのロンドンを抜き、「2017年世界で最も留學に適した都市ランキング」の首位となった。
2位はフランスのパリ、3位がイギリスのロンドン。以下、韓國のソウル、オーストラリアのメルボルン、ドイツのベルリン、日本の東京と続いた。カナダのバンクーバーは10位で、香港とカナダのトロントは共に11位だった。
同社のBen Sowter氏は、「多くの人がロンドンに留學したいと考える。しかしロンドンに留學した人は、ロンドン留學というキャリアに満足しなくなっている」と述べた上で、「期待値の高い大都市よりも、規模でやや劣るがホスピタリティのある都市が評価を高めているようだ」と評している。
同ランキングは、都市にある大學のランキング評価、海外からの學生の比率、住みやすさ、就職の機會、経済負擔の度合い、學生の意見など6つの評価項目があり、総合得點で都市を格付けしている。
イギリスの留學誘致組織の最新データによると、EU諸國からの入學申請數は7%減少した。イギリスの大學は、脫歐の影響でイギリス留學の魅力が減じることを心配している。
しかしランキングからはその影響は見られない。ランキングは5位から3位に上昇している。
モントリオールが今年、パリやロンドンを超えて最も高得點だった。
モントリオールが今回、世界で最も留學に適した都市となった。「學生の評価」項目で高い評価だったのが奏功した。
調查において、モントリオールは蕓術文化分野、學生友好度合い、文化の多様性、経済負擔率などで高評価だった。多言語環境と多元文化の融合も魅力だ。
2017年の「世界で最も留學に適した都市ランキング」は、上位からモントリオール、パリ、ロンドン、ソウル、メルボルン、ベルリン、東京、ボストン、ミュンヘン、バンクーバーだった。
(チャイナネット)
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