ウクライナのポロシェンコ大統領は18日、フェイスブックへの投稿で聲明を発表し、「ロシアの大統領は、ウクライナ東部の民間武裝勢力が佔拠した地區について、住民の身分証明書を認めるという大統領令に署名した。このことは、ロシアがウクライナの領土を侵略し、國際的なルールを破壊したという根拠になる」と指摘しました。さらに、現在ドイツのミュンヘンで安全保障會議が行われていることに觸れ「このタイミングでのロシアの行動は、意図的であり、正當なものではない」と非難しました。
また、ウクライナ國家通信社によりますと、同國のクリムキン外相もこの日、談話を発表し、「ロシアの行動は意図的な挑発で、ミンスクの停戦協議に根本から違反するものだ」と指摘したということです。
ロシア大統領府は18日、プーチン大統領がウクライナ東部の都市、ドネツクなどを支配する民間武裝勢力が住民に発行した身分証明書がロシア國內でも有効で、ビザ無しでロシアに入國できるとする大統領令に署名したことを発表しています。
(中國國際放送局)
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