2020年東京オリンピック・パラリンピック大會の開催には、結局いくら必要なのだろう?日本のメディアは22日、東京五輪組織委員會の資料を引用した上で、実際の総費用は、五輪招致の際に発表した見積額の2.5倍にあたる2兆円を上回ると予想した。一部からは、「これは當初の見積もりとあまりにもかけ離れている!」と驚きの聲が上がっている。新華社が伝えた。
東京五輪組織委員會は2013年の五輪招致の際に、開催総費用を7340億円と見積り、原材料価格が上昇する可能性を考慮しても、8300億円以內に抑えられるとした。だが、同組織委員會の最新資料によると、費用はなんと2.5倍増の2兆円に達する見込みという。さらに、東京都五輪調查チームによる見積もりでは、開催経費は総額3兆円を上回るということだ。
同組織委員會は、総費用の見積もりを大幅に引き上げたことについて、「大會招致の時點では、開催都市と國家が負擔するセキュリティ・輸送・技術関連費が見積もりに盛り込まれておらず、當時の見積もりと運営経費総額を比較することは妥當ではない」と釈明している。
予算が膨れあがったことについて、日本の國民は口點に不満をあらわにしている。作家の本間龍氏は、ツィッターで、「(五輪から)早點に撤退し、後世に『正しい判斷』をしたという『レガシー』を殘すべきだ」と発言した。また、片山大介・參議院議員も、「2兆円で本當に収まるのかどうかも、あやしい気もします。都の都政改革本部の調查チームが述べた『3兆円超』のほうが信ぴょう性がある気もします」と投稿した。
(人民網日本語版)
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