新華網サンクトペテルブルク11月8日(新華社記者/魯金博)中國とロシア両國の協力がより一層、進展するにつれて、ますます多くの二國間経済、人文プロジェクトがサンクトペテルブルクで実り多い成果を収めている。
2005年、中國のロシア最大の非エネルギー類投資プロジェクト、投資額が13億ドルを超える「バルト海の明珠」プロジェクトがサンクトペテルブルク西南部の紅村區で始動する。プロジェクトは現在、10年以上継続し、「バルト海の明珠」は當地で有名なブランド企業に成長している。
2015年、中國交通建設股份有限公司(略稱は中國交通建設)がサンクトペテルブルクのブルク港內灣航路の浚渫工事を請け負った。正常な施工を保証するため、中國交通建設は8隻の主力浚渫船を調達し、氷期の制限の壁を突破し、施工中に直面する各種の難題を解決して克服し、予定を繰り上げて完工し、ロシア側から高い評価を得た。
2016年7月3日、北京交通大學、サンクトペテルブルク國立交通大學、モスクワ國立交通大學が合同で設立した中國・ロシア高速鉄道研究センターがサンクトペテルブルク國立交通大學で成立した。成立式典に出席した國務院の劉延東副総理は次のように述べた。同センターは両國の大學、科學研究機関、有名企業の一流の専門家と學者の知恵を結集し、両國における高速鉄道の発展の核心的課題に焦點をあて、シルクロード経済ベルト建設、歐州・アジア経済ベルト建設及び歐州・アジア経済連盟建設の連結と協力に向けて、有力な技術サポートと知識のサポートを提供する。
7月3日に、「北京中醫薬大學サンクトペテルブルク中國醫學センター」も設立され、ロシア史上初めて法的に認められた中國醫學病院が誕生した。
中國人は現在、國內から飛行機でサンクトペテルブルクに到着し、プルコヴォ空港で即時に大きな利便性を実感できる。アナウンス、案內プレート、フライト情報スクリーンにも中國語版があり、空港內のレストランと各種商店でも銀聯カードを使用できる。
郭敏駐サンクトペテルブルク中國総領事は次のように述べた。中國とロシアの両國関係はまさに歴史上、最も良好な時期にあり、総領事館とサンクトペテルブルク市政府は多數の中國・ロシア協力プロジェクトの実施を共同で推進してきた。中國とロシア協力の発展の潛在力は巨大で、より多くの協力プロジェクトが花が咲き実を結ぶことに期待する。
(新華社より)
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