新華網ダッカ8月22日(新華社記者/劉春濤)バングラデシュの政府要人及び専門家・學者はこのほど、中國が提起した「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」が世界経済を立て直し、沿線諸國の貿易、投資、ビジネスなどの分野により多くの協力の空間を與えることができるので、バングラデシュは「一帯一路」という「國際快速列車」を逃すことはできないとの見方を示した。
バングラデシュ情報局のInu(イヌ)局長は新華社記者のインタビューに応じた際、「一帯一路」の提案は時代のニーズで、すでに存在する中國と周辺諸國との経済往來を強化し、周辺諸國の長い歴史をもつそれらの港灣や埠頭を生まれ変わらせ、輝きを再現させるだろうと語っている。
イヌ局長は、中國の牽引のもと、ここ數年バングラデシュと周辺の隣國の経済は急速に発展していると語っている。彼はバングラデシュ・中國両國の首脳がバングラデシュの各方面の発展を推進するために、「一帯一路」建設についてより多くの交流を行うことを望んでいる。
バングラデシュの主流の英文財経新聞『Financial Express (ファイナンシャル・エクスプレス)』のEminem·Moazzam·Hossain編集長は、バングラデシュはベンガル灣に位置し、中國とインドという二大市場を結ぶ上で自らの獨特な優位性を持っており、「一帯一路」の提案やバングラデシュ・中國・インド・ミャンマー経済回廊がこの優位性の発揮を促進するだろうと語っている。
バングラデシュの指導者はかなり前から「一帯一路」の提案を積極的に支持すると何度も表明してきた。バングラデシュのハシナ首相は2014年に中國を訪問した期間中、昆明で第2回中國-南アジア博覧會に出席した際、南アジア諸國と中國の協力には巨大な潛在力があることを深く感じ取った。バングラデシュ側は中國側の提起した「一帯一路」の重要な提案に賛同していると表明している。同年末、ハシナ首相はバングラデシュを訪問した中國の王毅外交部長と會見した際、バングラデシュは「一帯一路」やバングラデシュ・中國・インド・ミャンマー経済回廊の建設に積極的に參與し、南アジアと東アジアの協力を促進して、自身の発展を後押ししていきたいと表明していた。
(新華社より)
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