新華網北京5月30日 朝鮮中央通信の29日の報道によると、朝鮮外務省の報道官が28日、記者の質問に答えた時に、アメリカのオバマ大統領が日本で開かれたG7伊勢志摩サミットで発表した朝鮮に関する言論を批判し、帝國主義による核脅威が継続的に存在する限り、朝鮮は自衛目的の核武裝能力を更に強化していくと強調した。
報道官は次のように述べた。オバマ大統領は「朝鮮は核なき世界を実現する上での最大の障害だ」、「朝鮮の核ミサイル計畫は、地域とアメリカ、全世界に対する脅威」と稱した。これらの発言は朝鮮に対する誹謗であり攻撃だ。オバマが提唱する「核なき世界」の構想は、自國の核戦爭手段を強化すると同時に、他國の軍事力の削減を企むものだ。
報道官は、もしアメリカが世界の核廃絶に関心を持っているなら、他の國と民族に対する核による脅迫をやめるべきだと述べた。
報道官は次のように表明した。朝鮮はすでに自國の立場を表明している。帝國主義による核の脅威が継続的に存在する限り、朝鮮は経済建設と核武裝建設を共に発展させる道を歩むことを長期的に堅持し、質と量で自衛的な核武裝能力を更に強化していく。同時に、朝鮮は責任ある核保有國として、核不拡散義務を確実に履行し、世界の非核化を実現するために積極的に努力する。
(新華社より)
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