
新華網杭州3月3日(記者/魏董華) 國産のコメディ映畫『美人魚』が中國映畫史上で初の興行収入30億元を上回る映畫となった。これはここ數年にわたる中國映畫市場の爆発的ヒットを反映してもいる。
國家映畫事業発展専項資金管理委員會 の興行収入統計データによると、2015年の中國映畫の興行収入総額は440億元を上回り、その成長スピードは世界第一位で、前年同期比48.7%増だった。しかも、2016年にはわずか50數日で2015年通年の映畫興行収入の4分の1を達成させたという。
ある専門家は、現在の上昇の勢いに基づけば、2017年までに、中國が米國を超えて世界最大の映畫市場になる望みが持てると予想している。
業界関係者は、実體経済が下押しへ向かう圧力に直面している背景のもと、映畫・文化産業の高い収益率が資本市場の情熱に火をつけたと分析している。
資本における人気と追求のもと、中國の映畫業界は力強い成長の原動力を表している。2015年の文化メディアセクター(Cultural lMedia Sector)のIPO(新規公開株)は、かつてピークを迎えたことがあった。命中研究院の統計によると、年間で計11社が上場し、M&A(企業の合併買収)市場の取引判例は276件に達し、公開された取引価格は176億4100萬ドル、融資事例は93件で、前月比で27.4%上昇したという。
(新華社より)
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