
新華網北京3月3日(記者/閻亮、包爾文、趙悅)國連安全保障理事會は2日、朝鮮に対する新決議を採択した。新決議には朝鮮に対する新たな制裁措置が含まれるが、全體的にはバランスがとれ、方向性が明確だ。國連安全保障理事會の常任理事國として、中國はこの新決議に賛成票を投じた。
では、中國はなぜ朝鮮に対する新決議で賛成票を投じたか?
理由としてはまず、それが北東アジアひいては世界の平和を守るという目的に基づいていることが挙げられる。中國は國連が朝鮮の核実験や衛星打ち上げの実施に対し必要且つ適切な反応を示したことに支持の意を示した。その目的は、朝鮮が核開発の道を進めば進むほど遠くへ行くのを阻止することにある。中國は國連安全保障理事會の常任理事國として、國際平和と安全に対し重要な責任を擔っている。
次に、當決議は朝鮮の核兵器と弾道ミサイル開発計畫の阻止に着眼したもので、朝鮮の正常な民生に的を絞ったものではないことが挙げられる。
なお、朝鮮の核問題を再び対話と交渉の軌道に引き戻すためでもある。
(新華社より)
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