日本はさまざまな手段により、南中國海に介入しようとしている。消息筋は16日、日本とフィリピンの首脳が今週中に會談し、日本がフィリピンに中古裝備を供與するための地ならしをすると述べた。これには南中國海の係爭海域に配備される哨戒機が含まれる。ロイター通信が16日に伝えた。
日本は初めて外國に軍事裝備を直接供與することになる。日本の消息筋によると、安倍晉三首相とフィリピンのアキノ大統領が、マニラで開くアジア太平洋経済協力會議（APEC）首脳會議の閉會後、軍事技術の原則的協定の締結を発表することになる。消息筋によると、両國首脳は日本の軍事援助の形式と規模について議論する。
日本のフィリピンへの武器供與に詳しい消息筋によると、供與される裝備が両國の協定に明記されることはないが、日本はまずフィリピンに雙発ターボプロップ機のTC-90「キングエア」を3機供與する可能性がある。同機は基本的な対地・対空偵察レーダーを搭載でき、自衛隊のパイロットの練習機になっている。
また消息筋によると、日本はその後、フィリピンに米國製の対潛哨戒機のP-3C（中古）を供與する可能性がある。日本は現在、軍艦や軍機を南中國海に派遣することで直接的に中國を挑発するのではなく、中國との間に領土係爭を抱える國に軍事力を提供することに力を入れている。
（チャイナネット）
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