【新華社香港8月6日】中國香港特別行政區の林鄭月娥行政長官は5日、國際中醫薬香港サミットフォーラムに出席した際、香港における中醫薬の発展促進が今期の特別行政區政府の重點的な仕事の一つだとし、香港初の中醫學病院建設計畫など、中醫中薬発展委員會の多くの提案について、実行に移す考えを示した。
林鄭氏は、特別行政區政府が今期、醫院管理局の管轄下にある7つの公立醫院で、中醫學・西洋醫學共同先導計畫や「香港中薬材標準」計畫研究の拡大、衛生署が管理する政府中薬検查センター設立などを引き続き推進すると明らかにした。
林鄭氏はまた、特別行政區政府が今年5月に食物・衛生局に中醫薬の発展に特化したチームを設け、公営醫療システムにおける中醫薬の地位を確立するよう盡力していると表明。香港中醫學病院の運営モデルを計畫するとともに、業界との連攜を一層強化すると述べた。
林鄭氏はさらに、応用研究や中醫學専門科の発展、知識交流、市場を越えた協力推進などの支援を含め、中醫薬業界の発展を後押しするため、特別行政區政府が今年の財政予算案で5億香港ドル(1香港ドル=約14円)の特別基金設立を提案したことにも言及。香港の中醫薬製薬會社に対し、醫薬品の生産や漢方製剤の登録に協力すると表明した。
林鄭氏はこれらの業務を通して、將來的に中醫薬の強みを十分に利用し、香港の醫療システムにおける中醫薬の役割を強化したいとの考えを示した。
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