【新華社北京1月17日】中國科學院國家宇宙科學センターは16日、ルクセンブルクに深宇宙探查観測研究実験室を設立し、太陽係資源の探查と利用、深宇宙探查任務の共同構想と技術研究を行うと発表した。
同センターとルクセンブルク大公國経済省は16日、研究実験室設立の覚書に署名した。今後両國は、深宇宙探查観測と宇宙資源利用の分析、設計及び革新技術の研究において、歐州ないし世界における中心的役割を擔うことを目指す。
宇宙資源の開発と利用は、太陽係の起源探求や地球外生命體の探查、人類の生存空間の拡張、新資源の貯蓄、宇宙探查の商業化などの分野における重要な新領域となる。
2016年2月、ルクセンブルクは宇宙資源計畫を正式に発表し、世界に率先して宇宙資源利用に國として取り込む姿勢をみせた。中國科學院國家宇宙科學センターは、中國の宇宙科學と探查領域の核心的研究機関として、最先端宇宙科學の研究プロジェクトにおけるリーダーを擔い、豊富なオペレーション設計の経験を積み重ねてきた。
覚書には研究実験室の設立や運営、知的財産権などが定められた。両國による実質的な協力を引き続き推し進めるため、研究実験室は、宇宙資源の探查と利用に焦點を置く先端研究機関の設立に向けた基礎づくりの役割を擔う。
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