新華網北京9月19日 環球時報の報道によると、韓國のロッテグループはこのほど、ロッテマートが中國市場から撤収することを発表した。韓國メディアが17日、ロッテが中國における112店のスーパーを売卻するための交渉が一向うまく行かず、中國の買収者は難色を示し、外資係小売業者は大幅に価格を切り下げさせようとしていると報道した。
韓國の聯合ニュースはロッテグループと投資銀行界の情報を引用して、ロッテマートは最近北京の華聯グループと売場売卻について打ち合わせ、華聯がリスクを心配するため、買収に対し難色を示したという。その後、ロッテマートは再びタイの正大集団(チアタイグループ)等の企業と商談を行ったが、これらの企業が出した買収オファーは帳簿価額より30%以上も低いため、なんの進展もなかった。ロッテと証券界はロッテマートの帳簿価額が8300億ウォン(約人民元48億元)に達していると推算した。投資銀行界の関係者が、ロッテが売卻を急いでいるため、商談において不利な地位に立たれ、買収側もロッテ現在の境遇をはっきりと把握していることから、大幅に価格を切り下げさせようとしているのだと見方を表明した。
聯合ニュースが、ロッテマートが中國における売場の売卻がロッテグループのほかの在中國事業にネガティブな影響を與えるかどうかは、現在ロッテグループが懸念していることだと述べた。ロッテグループは中國では、流通、食品、観光、サービス、石油化學工業、金融など22産業の領域で投資しており、投資額が8兆ウォンを超えている。韓國の関連業界は、ロッテマートが中國市場から撤収し、ロッテの他の企業も中國市場を失う可能性が高い狀況の中で、ロッテグループはロッテ製菓とロッテ七星飲料などの関係企業を一同に売卻する可能性もあり得ると考えている。
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