新華網北京8月22日 日本・自民黨の議員がカナダ政府とオンタリオ州議會を遊説し、「南京大虐殺記念日」の制定を阻止しようとしていることに対し、外交部の華春瑩報道官は21日、「南京大虐殺は消し去ることが許されない悲慘な歴史で、歴史を鑑としてこそ、戦爭の悲劇の再発を避けることができる。」と表明した。
當日の定例記者會見で、ある記者は次のように質問した。「カナダ・オンタリオ州政府はこれまでに、12月13日を『南京大虐殺記念日』に制定するよう求める議案をオンタリオ州議會に提出した。オンタリオ州議會は9月にこの議案について審議する。日本メディアは20日、日本・自民黨の複數の議員がカナダ政府とオンタリオ州議會を遊説し、『南京大虐殺記念日』の制定を阻止しようとしていることを明らかにした。中國側はこれに対しどのように論じるか」。
華報道官は、「中國側は関連の報道に気づいており、オンタリオ州議會の関係側の動きに歓迎の意を示している。今年は南京大虐殺80周年にあたる。南京大虐殺は、日本軍國主義が第二次世界大戦中に犯した重大な罪であり、消し去ることが許されない悲慘な歴史だ。歴史の教訓を真摯に汲み取り、歴史を鑑としてこそ、戦爭の悲劇の再発を避けることができ、真に平和を維持し、未來を切り開いていくことができる。」と答えた。
(新華社より)
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