新華網北京7月26日(記者/孫辰茜)外交部の陸慷報道官は25日、中國側はフィリピンが獨立自主の外交政策を堅持することを稱賛し、フィリピン側と共に引き続き努力し、中比関係の発展を推進していきたいと表明した。
當日の定例記者會見で、ある記者は次のように質問した。フィリピンのドゥテルテ大統領は24日に行った施政方針演説で、以下のように表明した。フィリピンは獨立した外交政策を実施し、主権の平等、相互尊重、相互不幹渉の原則に基づき、全ての國と友好関係を発展していく。フィリピンはすでに二國間対話やその他のメカニズムを通じて中國と非常に良い関係を育て、両國間の緊張を緩和させ、南中國海問題をめぐる交渉の環境を改善した。中國側はこれに対し、どのように応えるのか。
陸慷報道官は、次のように述べた。中國側はドゥテルテ大統領の関連発言に注意した。中國側は、フィリピン政府がドゥテルテ大統領の指導の下で獨立自主の外交政策を堅持し、相互平等、相互尊重の基礎の上で各國との正常関係と互恵協力を発展していくことを稱賛する。
陸慷報道官は、次のように表明した。ドゥテルテ大統領は昨年就任して以來、中國との関係改善に積極的に取り組み、中比関係を正しい軌道に回帰させた。この一年余りに、中比の各分野における協力が絶えず積極的な成果を上げ、両國の上層部の往來が頻繁に行われ、政治信頼が絶えず深められ、実務協力の潛在力が急速に発揮し、海上安全をめぐる対話と協力も再開した。これは中比両國の民衆に恩恵をもたらし、本地域の平和、安定と繁栄にプラスとなることだ。
陸慷報道官は、次のように述べた。王毅外交部長は現在フィリピンを公式訪問中であり、今回の訪問は両國関係を更に密接にすることを信じる。中國側はフィリピン側と共に引き続き努力し、友好協力を強固・深化し、中比関係の各方向での全面的な発展を推進していきたい。
(新華社より)
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