中國メディアの最近の報道によると、多くのiPhone6Sのユーザーの間で、電池が殘っているにも関わらず、電源が勝手に落ちてしまうという不具合が発生している。この問題のほとんどは主にiPhone6SとiPhone6SPlusで起きている。また、iPhone6とiPhone6Plusの一部のユーザーの間でも同じ不具合が起きているという。アップル社のカスタマーセンターは筆者の問い合わせに対して、「確かに、多くのユーザーから電源が勝手に落ちてしまうという不具合が報告されている」と認めた。中國新聞網が報じた。
本稿執筆時點で、アップル社はこの問題の解決策を発表していない。中國攜帯連盟の王艷輝・秘書長は、「アップル社が解決策を発表していないのは、問題の根本的な原因がまだ明らかになっていないからでは」としている。
あるネットユーザーは、「一部のネットユーザーは最新モバイルOSにアップグレードしていないのが原因ではないか」と言ったものの、ネット上を見ると、一部のネットユーザーは、「最新OSのiOS10.1.1にアップグレードしたのに解決しない」との聲を寄せている。
その他、多くのネットユーザーからは、「冬になり、溫度が下がったからでは?」との聲も上がっている。また、あるiPhone 6 Plusのユーザーは、「去年の冬に一度、勝手に電源が落ちる不具合が起き、今年の冬にも起きた。いずれも、屋外でカメラを使っているときだった」としている。
カスタマーセンターは、「気溫の影響は必ずある。攜帯にとっての適溫は0-35度の間。それ以下の気溫下では、長時間の使用を避けたほうがいい」と説明。また、「1年以上使っている場合、適溫が変わることがある。気溫5度以上の環境での使用を勧める」と付け加えた。
また、「ケースを付けていると、保溫効果はあるのか?」との質問に、「保溫効果はある程度あり、溫度の低下によって勝手に電源が落ちる確率は低くなる」と、肯定的な答えが返って來た。
(人民網日本語版)
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