日本で活動する針灸師の賀偉氏が19日、東京中國文化センターで中國伝統醫學と針灸を紹介する講座を開講。受講者らは、針灸の素晴らしさに魅了されていました。
賀氏は自らの経験に基づき、中日両國の針灸學理論を対照しながら、中國伝統醫學の『経絡』、『気血』、『ツボ』などを説明、病気を誘発する原因についても、中國醫學獨特の考え方を紹介、さらには參加者が自分で見立てを行う方法や、症狀を緩和させる治療法を教授しました。
賀氏のご尊父である故賀普仁教授は、『無形文化遺産代表者──中國針灸』の代表的継承者に命名された人物で、北京針灸學會終身名譽會長にも選ばれた鍼灸界では伝説的存在です。賀偉氏は幼い頃からご尊父に師事、ご尊父が確立した『賀氏針灸三通法』を習得し、真髄を極めました。講座の會場では、賀氏が『賀氏針灸三通法』についてレクチャーしながら、苦痛に悩む參加者らに実際に針治療を行いました。そこで治療を受けた人の大半は、即時に麻痺や痛みが消え、治療の効果に驚きを隠せない様子でした。(文責、寫真:李軼豪・東京特派員))
(中國國際放送局)
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