新華網北京9月21日 中國外交部の陸慷報道官は20日の定例記者會見で、中國とフィリピンの二國間対話の扉は終始開いていると表明した。
ある記者は次のように質問した。報道によると、フィリピンのヤサイ外相は9月15日米國で演説した時に、フィリピンが中國との領土紛爭についての交渉のチャンスがまだ訪れていないため、南中國海仲裁案の判決結果を基礎として、中國側と南中國海領土の紛爭を検討するしかないと述べた。ヤサイ外相は16日、フィリピンの華僑に、フィリピンが外交のルートで中國と南中國海問題について何の前提もない二國間交渉を行っていると述べた。中國側はこれに対しどのように評するのか。
陸慷報道官は次のように述べた。中國側はいわゆる南中國海仲裁案問題に対する立場は明白である。同時に、中國側は協議と談判による紛爭の平和的解決を堅持する立場も一貫しており、中國とフィリピンの対話の扉は終始開いている。
陸慷報道官は、友好的かつ安定的で、健全な発展を保つ中國とフィリピンの関係は両國の根本的な利益と両國民の期待に合致していると表明した。(翻訳/王珊寧)
(新華社より)
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