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米露、シリア作戦で食い違う
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2016-08-19 13:05:10 | 中國國際放送局 | 編集: 吳寒冰

 ロシアが16日にイランの空軍基地から爆撃機を出動させ、シリアへの空爆を実施して過激派組織「イスラム國」の拠點などを破壊したことをめぐって、アメリカとロシアが舌戦を続けています。アメリカ國務省のトナー副報道官は17日、ワシントンで「ロシアの行為によって大勢の民間人が死傷する。この行為は緊迫した情勢緩和の役に立たず、國連安保理決議にも背いている」と懸念を示しました。

 これを受けて、ロシア國防省の報道官は同日、モスクワで「國連安保理の第2231號決議は戦闘機のイラン入國を禁止していないため、ロシアのやり方は決議に違反していない。アメリカが主権國家としてシリア國內で武力を行使することには正當性がない」と話しました。

 ロイター通信は「ロシアの軍事行動はアメリカの非難の影響を受けていない。ロシアの爆撃機は現地時間17日、空爆任務のため、再びイランの基地から、シリアに向けて飛び立った。イラン基地の存在は、ロシアにとって飛行距離の短縮、空爆の効率化、コストの削減などに役立っている」と報道しました。

 

(中國國際放送局)

 

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新華網日本語

米露、シリア作戦で食い違う

新華網日本語 2016-08-19 13:05:10

 ロシアが16日にイランの空軍基地から爆撃機を出動させ、シリアへの空爆を実施して過激派組織「イスラム國」の拠點などを破壊したことをめぐって、アメリカとロシアが舌戦を続けています。アメリカ國務省のトナー副報道官は17日、ワシントンで「ロシアの行為によって大勢の民間人が死傷する。この行為は緊迫した情勢緩和の役に立たず、國連安保理決議にも背いている」と懸念を示しました。

 これを受けて、ロシア國防省の報道官は同日、モスクワで「國連安保理の第2231號決議は戦闘機のイラン入國を禁止していないため、ロシアのやり方は決議に違反していない。アメリカが主権國家としてシリア國內で武力を行使することには正當性がない」と話しました。

 ロイター通信は「ロシアの軍事行動はアメリカの非難の影響を受けていない。ロシアの爆撃機は現地時間17日、空爆任務のため、再びイランの基地から、シリアに向けて飛び立った。イラン基地の存在は、ロシアにとって飛行距離の短縮、空爆の効率化、コストの削減などに役立っている」と報道しました。

 

(中國國際放送局)

 

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