國家文物局の劉玉珠局長は11日、第11回中國文化遺産日の主催都市である河北省承徳市で、「現在、中國は萬里の長城沿いに3000人余りの保護員の配置を完了させた」と発表しました。
萬里の長城は総延長が21000㎞を超えており、全國15の省、404の県、區にまたがっています。自然的・人為的要因によって、長城の損害は深刻な狀況にあります。各地域では、すでに多くの地方法律・法規または規範文書が頒布され、長城の部分的保護區域の畫定が完了しましたが、それにもかかわらず、長城の大きさや必要とされる保護規模に比べると、長城保護管理能力は、依然としてひどく不足している狀況にあります。
そのため、國家文物局は今年の始め頃に「長城保護員管理法」をH発表しました。これによって長城所在地の県クラスの人民政府、あるいはその文物主管部門が長城保護員を募集して、長城に対する見回り、監視に當たらせ、長城のあらゆる所で保護員が配置される狀態を保証します。
(中國國際放送局)
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