新華網北京5月19日 (記者/徐燁、王瑛)ベネズエラのマドゥロ大統領は17日に國際メディアの記者會見で、米國から來たE-3早期警戒管制機1機がベネズエラ領空に2度にわたって侵入しスパイ活動を行ったことがあり、ベネズエラ側はこの件を関連の國際機関に訴える考えがあると述べた。
マドゥロ大統領は次のように述べた。この早期警戒管制機は5月11日と13日の2度にわたってベネズエラ領空に侵入した。機上にはさまざまなスパイ活動を行うことができる電子設備が搭載されており、違法な武裝要員に通信サポートを提供し、ベネズエラ軍の通信を妨害する能力も備えていた。
マドゥロ大統領はまたベネズエラの野黨を批判し、彼らが現在米國をはじめとする國際勢力とベネズエラ経済や政治、社會及びメディア・世論に全面的な攻撃を発動し、暴力や不安定な情勢を故意に作り出すことにより、國家に対する國際勢力の直接的な幹渉を企んでいると述べている。
「米國は今10年近くに及ぶラテンアメリカ地域での失われた影響力を再構築し、ラテンアメリカを再び米國の裏庭へと変え、我點の資源を佔有しようと企んでいる最中です」とマドゥロ大統領は語っている。
「ベネズエラ政府打倒を企てる國內・國外勢力の企み」に対応するため、ベネズエラ政府は最近、今月14日から60日間にわたる経済緊急事態を延長することに決定し、また國家主権の保全を維持し、外部の脅威に対処していくと強調した。マドゥロ大統領は更に21日に軍事演習を行い、起こり得る外部の脅威に対応する予定だと発表している。
(新華社より)
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