
新華網ワシントン2月26日 現在米國を公式訪問中の王毅外交部長は25日、米戦略國際問題研究所( CSIS)で『発展中の中國および中國外交』と題する講演を行った。
王外交部長は次のように表明した。中國の數十年間の急速な成長は、世界に一つの奇跡を作り出し、中國を世界第2の経済體とさせたただけでなく、6億人の中國人を貧困から抜け出させ、國連ミレニアム開発アジェンダの最良な実踐となった。現在、中國は更に「壯士斷腕」(思い切った決斷をする意)の決意で、構造改革を大いに推進し、グリーン、環境保護、循環型、持続可能な発展の新たな道を進む決心を下した。中國経済のハードランディングはなく、中國の開放された大門の閉鎖はなく、中國の改革ペースの停止もない。
王外交部長は次のように語った。現在南中國海情勢は全體的に安定し、航行の安全と自由は影響されたことがない。中國が対話と交渉を通じて食い違いの解決を堅持することは、南中國海の安定の確保にとっては最も重要な要因だ。
中米関係について、王外交部長は次のように表明した。世界最大の発展途上國と世界最大の先進國として、中米関係の着実な発展は、両國にとって有利で、世界にも有利だ。中米共同の利益は食い違いよりもはるかに大きく、雙方は深い戦略的な意思疎通を通して戦略的な懸念を消し去り、戦略的な協力を強化して、戦略的信頼を確立させるべきだ。事実上、中米の利益はすでに深く解け合い、互いに依存し合っており、両國は合すれば則ちウィンウィンで、爭えば則ちルースルース(LOSE LOSE)なのだ。最も重要なのは、中國は中國であり、中國が今後より大きく発展しても、中國はもう一つの米國にはならないということだ。我點は中國人のやり方や東方人の思惟により、調和と包容の態度を堅持し、世界の各國との往來を強化して、自身の役割を果たしていく。この歴史的プロセスの中で、中米両國は手を攜えて、協力・ウィンウィンの新型大國関係を共同で構築する必要がある。
(新華社より)
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