
王毅外交部長(中)は2月24日、米國の首都ワシントンでカーク米上院外交委員會委員長(左)と民主黨のトップメンバー、カルダン氏と會見した。
新華網ワシントン2月26日 現在米國を公式訪問中の王毅外交部長は24日、ワシントンでカーク米上院外交委員會委員長と民主黨のトップメンバー、カルダン氏などの上院議員と會見した。
王外交部長は、中米関係の健全且つ安定した発展を維持することは、両國人民と國際社會の共通の利益に一致する。當面の國際情勢に複雑で深刻な変化が生じている背景の下、中米は影響力を持つ2つの大國として、相互理解を増進し、緊密な協力を維持することは非常に重要だと表明した。王外交部長は質問に応じて南中國海問題の中國側の原則的立場を説明し、南中國海の平和と安定を維持し、南中國海の航行の安全と自由を守ることは、中國側自身の利益に一致すると強調した。中國側は『國連海洋法條約』を含めた國際法に基づいて、関連國と協議して食い違いを解決することを望み、また中國側も自身の合法的権益を堅固に守っていく。米國側は歴史的に南沙の島礁に対する中國の主権・主張を支持したことがあり、今では少なくとも南沙の主権爭議について立場を持たない承諾を忠実に守り、當地域の平和と安定のために建設的な役割を発揮するべきだ。
上述の議員らは次のように表明した。米中関係は米國で最も重要な対外関係だといえる。當面の世界経済の変動や過激主義の脅威、核拡散といったさまざまな課題に直面し、米中の雙方は広範な共通利益と関心を持っている。米國側は中國が改革と発展で獲得した巨大な成果を賞賛しており、一つの強大な中國が中國にとって有利なだけでなく、國際社會全體にも有利になるものと信じている。雙方には、人権、南中國海などの問題で食い違いが存在するが、両國は世界の安全と繁栄を促進するために、より緊密な協力を維持するべきだ。
(新華社より)
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