第一財経商業デジタルセンター(CBNData)と電子商取引大手のアリババ社は、このほど「中國正月用品ビッグデータ報告書」を共同で発表し、申年の舊正月(春節)を迎えるための買出しを通して、最新の中國の消費動向を明らかにしました。
データによりますと、年末の買出し期間にアリババ傘下の小売サイトで成約した商品は21億點に達し、中國人一人當たり1.5點の買い物をしたということになります。モバイル端末からのアクセスが増え続けており、その割合が70%にも達しています。このうち、"90後"(1990年代生まれの世代)、"80後"(1980年代生まれの世代)による消費が全體の81%を佔めるようになっています。
さらに、ファッション(36.3%)、食品(14.5%)などの伝統商品の消費が半分を超えているものの、その割合が年點低下傾向にあります。これに対して、育児用品、レジャーサービスなどの新商品が上昇する傾向にあり、年末買出しに対するとらえ方の多様化をあらわしています。
このほか、新年に買ってみたい商品リストの中、スマートデバイスの伸びが目立って増え、その販売&數が去年より大幅に増えて、デジタル商品全體の5%を佔めるようになりました。スマートデバイスの中でも、ウェアラブル端末がトップの選択肢になり、主として大中都市の若い男性の買い手によって支えられています。このほか、ロボットクリーナー、自動窓拭き裝置、空気清浄機、スマートプロジェクター、ワイヤレススピーカー、スマートイヤホンなどの比較的普及が進んでいるスマートデバイスが小都市や農村部の家庭にも入りつつあります。
(中國國際放送局)
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