新華網ソウル2月3日 (記者/王家輝)韓國外交部は2日、韓國國內に2015年の韓日外相會談で成立した韓日の「慰安婦」問題の合意廃止を主張する世論があることに対し、當合意はたいへん貴重なもので、日本側に適切に履行するように促すと表明した。
韓國外交部の趙俊赫(チョ・ジュンヒョク)報道官は當日の定例記者會見で、次のように表明した。「慰安婦」問題は韓日両國が過去に殘した「難題の中の難題」で、當合意は両國政府がこれに対して決斷し、成立させたたいへん貴重な合意だ。重要なのは合意を適切に履行することだ。
最近日本政府が「慰安婦」の強制連行を否定したことが韓日の「慰安婦」問題の合意に背くかどうかとの質問に対し、趙報道官は、重要なのは日本側が合意の精神、趣旨を損なう言動を控えねばならないことだと表明した。趙報道官は、「慰安婦」強制連行の問題は、日本政府が早期から「河野談話」でその姿勢を明確にしており、また國際社會もすでに判定を下した事実で、被害者たちの生點しい証言もあると述べている。
(新華社より)
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