【新華社広州11月3日】濃い色の小瓶に詰められているのはナツメで製造した濃縮酵素だった。輸出用乾燥ナツメの価格は通常、1袋で數ドル足らずだが、この瓶入り輸出用酵素の価格は180ドル以上にもなる。第118回広州交易會の三期展示會で、山東省雙陵春生物科技股份有限公司が台灣の科學技術チームと提攜して開発したこの製品は、ロシア、スペインなどのバイヤーの視線を集めている。
中國は世界的な農産品貿易大國だ。例年と異なる點は、今期の広州交易會では長いひもを通した1束のニンニク、トウガラシ、リンゴなどの展示品がほとんど姿を消し、その代わりに各種各様の深い加工、精密加工を施した農産品だ。様點な精緻で洗練した瓶いりと缶いりは農産品展示エリアの「絶対的な主役」になったことだ。
世界経済の低迷などの影響を受けて、今年1月-9月期は中國の農産品貿易額は計1,380億ドルで、前年同期比で4.8%減少した。このうち、輸出額は499億ドルで、前年同期比で2.5%減少した。この背景のもとで、粗加工の熾烈な市場競爭から脫し、技術條件がより厳しく、製品品質の安定性に対する要求がより高い精密加工分野に移行するのは中國の農業関係者の自発的な選択だ。
今期の広州交易會で一部の出展企業の関係者は、初級農産品と比べて深い加工食品の収益率は一倍以上増加することができるため、精密加工分野への參入は、企業の収益増にプラスになり、日ごとに厳しさを増す市場からの衝撃を防ぐことができる。
(新華網日本語)
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