「2015年幸福感のある中國の都市ランキング」が10月31日、北京で発表された。「小康社會・幸福中國」が今年のテーマ。成都や北京など10都市が「2015年幸福感のある中國の都市」に選ばれた。また幸福感を計る指標のうち、北京は「教育の幸福感」で首位となった。
「幸福感のある中國の都市ランキング」調查は、新華社「瞭望東方週刊」と中國市長協會「中國都市発展報告」が共同で行っているもので、今年で9年目。いまのところ中國で最も影響力と信頼性のある都市ランキング調查である。
今回の調查は6月から始まり、聞き取り調查や抽出調查、ビッグデータ収集など累計8000萬人以上が參加した。委員會の審議を通じ、成都、寧波、杭州、南京、西安、長春、長沙、蘇州、上海、北京の10都市が「2015年幸福感のある中國の都市」に選ばれた。そのうち1位になったのは成都で、北京は10位だった。
「瞭望東方週刊」ではさらに「指標別幸福感ランキング上位5位」を発表。うち「住居の幸福感」、「交通の幸福感」、「気候の幸福感」で首位となったのは成都だった。これらの指標の上位5位に北京の名はなかった。「醫療の幸福感」の首位は上海で、北京は2位だった。「教育の幸福感」で首位は北京だった。
今回のランキングでは「小康社會建設の模範都市」の評価活動も同時に行われた。小康社會を建設するにあたり、突出した貢獻を果たしている幸福な都市のイメージを集中的に示すことで、小康社會の形成と経験を全國的に拡げていく。最終的に、南京、成都、西安、杭州、寧波、長春、長沙、上海、北京、蘇州の10都市が「2015年中國小康社會建設模範賞」に選ばれた。成都はそれ以外に「2015年中國小康社會建設政府貢獻賞」も受賞した。
(チャイナネット)
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