
複數の海外メディアは、中國政府の週末の市場救済措置が、適切な時期に力強く実施されたと判斷した。ドイチェ・ヴェレは5日、「この時期に國家から資金面の力強い安定化の措置がなければ、市場は底値を探り下落を続けるだろう。信頼は黃金よりも重要と言われるが、A株市場では現在、『黃金』がなければ信頼を回復しがたい」と報じた。
『ウォール・ストリート・ジャーナル』は5日、「中國はIPOを一時停止し、國內市場の安定化へ向け基金を設立することを決定した。これは中國の指導部が、株式市場の恐慌ムードを和らげ、國內のその他の経済分野への蔓延を防ごうとする決意をはっきり示している。株価がさらに下落すれば、國內企業の資金調達・返済能力を弱め、経済成長の鈍化の圧力を強めることになる。株式市場が崩壊すれば、數百萬人の一般投資家の貯蓄が水の泡になり、社會の安定が深刻な脅威にさらされ、中國の銀行業界に貸倒損失と赤字をもたらす。中國の21社の証券會社による1200億元の投資規模は不十分かもしれないが、消息筋によると、中國中央銀行は政府係ファンド(SWF:Sovereign Wealth Fund)を通じ、基金に直接的・間接的に出資する可能性がある」と伝えた。