【新華社東京6月15日】 約2萬5千人の日本の民衆が14日、日本の國會を包囲し、安倍內閣が閣議決定した安保法案に反対し、安倍內閣の退陣を強く求めた。
抗議者が手に持ったプラカードには、安倍晉三がある時ナチスの化身になって、「戦爭する日本を奪回する」と主張し、ある時舊日本軍人の化身になって、憲法を踏みにじり、鋭い刀を握りしめて前進すると書いてある。抗議者たちは「國際戦爭支援法に反対」、「戦爭法案を直ちに終止する」、「安倍政権の暴走を阻止する」と何度も一斉に叫び、國會と首相官邸に向かって強烈な反対と不満を示した。
評論家の佐高信氏は集會で安倍首相は「米國への追従が歴代のいかなる首相をも超越している。」と非難した。民主黨の長妻昭代表代行は、安倍內閣が安保法案を「合憲」と主張する弁解には依拠はないと批判している。社民黨の吉田忠智代表は、関連法案が日本國內で審議される前に、安倍首相が獨斷で「法案は今夏に採択される」と米國に承諾した行為は、「國會を無視し、國民を無視している」と指摘した。
日本の鳥越俊太郎記者は「安倍首相の意図はヒットラーと同じで、安倍內閣のように、憲法と民意を無視し、獨裁政権を強行する政権は戦後ひとつもなかった。」と述べた。鳥越記者はまた、日本の自衛隊が米軍とともに世界各地で戦爭に參加するならば、日本は過激派組織の攻撃の対象になり、テロ攻撃が日本で頻繁に起こる可能性が急激に高まると指摘した。
法政大學の山口二郎教授は、民衆が55年前に國會を包囲し、安倍首相の祖父、岸信介元首相を最終的に辭任に追い込んだ數十萬人の民衆の信念を継承し、「憲法を守る市民のエネルギー」によって、日本が戦爭路線に突き進むのを阻止するように會場で呼びかけた。
(新華網日本語)
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