【新華社東京6月5日】日本・安倍晉三首相とフィリピンのアキノ3世大統領が東京で會談を行った。雙方は日本とフィリピンの安全保障・防衛協力の強化を宣言し、同時に引き続き南中國海問題で視線を混淆(こんこう)させ、南中國海情勢の攪亂を企てている。
日本とフィリピンの首脳は會談後に共同聲明を発表し、次のように言明した。日本・フィリピン両國の戦略的パートナーシップが新たな段階に入り、両國は安全保障分野の対話を強化し、日本はフィリピンに防衛裝備や技術移転を提供する協定の交渉を開始する見通しだ。日本はフィリピン海上警察にパトロール艦などを提供し、フィリピンへの海上保安能力の強化を支援してゆくと伝えている。雙方は、日本・フィリピン両國および日本・フィリピンと他國との間の軍事訓練や演習活動の拡大も宣言している。
聲明はまた日本とフィリピンは南中國海で一方的に現狀を変えようとするやり方に対し深い懸念の意を表し、また両國は國際社會のメンバーが責任ある行動をとるのを手を攜えて推進してゆくよう表明すると公言している。
アキノ3世大統領は2日から5日にかけて日本を公式訪問している。訪日中、アキノ3世大統領は公の場で視線を混淆させ、サギをカラスと言いくるめている。
アキノ3 世大統領による近ごろの南中國海問題に関するでたらめな言論に対し、中國外交部の華春瑩報道官は3日定例記者會見で、中國側はフィリピン側の指導者のでたらめで道理のない言論に対し大変驚愕し、強い不満を抱いていると表明した。
(新華網日本語)
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