【新華社広州4月13日】中國広東省広州市の溫國輝(おん・こくき)市長は、12日の記者會見で、同市が「一視同仁(全ての人を差別なく平等に見る)」の原則を堅持し、國內外の人點に対し一律の新型コロナウイルス感染予防・抑制措置を取っていると表明した。同市では12日午前0時時點で、國外からの輸入症例119人、二次感染者13人が報告されている。
公式データによると、感染が確認された輸入症例のうち中國籍は94人、外國籍は25人。外國籍の感染者の中ではアフリカ籍が19人。
輸入症例の二次感染者13人のうち、アフリカ籍の症例からの感染者が12人、トルコ籍からが1人となっている。
広州市公安局の蔡巍(さい・ぎ)報道官は記者からの質問に対し、同市は広範な市民と広州在住外國人の安全を高度に重視しており、法に基づきこれらの人點の合法的な権益を保障すると表明。公安機関が実施している感染予防・抑制措置は、全ての中國公民と在住外國人を平等に扱い、差別なく執行していると述べた。
溫市長は「感染の拡大を受け、5萬人以上の外國人がまだ広州に戻っていない」と指摘。現在、同市在住の外國人は計3萬768人で、人數が多い5カ國はそれぞれ韓國4600人、日本2987人、米國2724人、カナダ1832人、ロシア1422人、アフリカ諸國は4553人となっていると述べた。
12日8時時點で、輸入症例の感染者119人のうち、89人がすでに退院している。(記者/周強、丁楽、陸浩)
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