【新華社北京11月30日】中國商務部の高峰(こう・ほう)報道官は28日の定例記者會見で、外資係小売企業の中國市場での出店や事業展開が今年に入り全體的に加速しており、新ブランド導入や新規旗艦店開店、新業態、新モデルなどの増加という特徴を示していると指摘した。
高報道官によると、今年に入ってからウォルマートなどの多國籍小売企業が中國內地市場への追加投資を行っており、スポーツ用品のアディダス、ナイキ、玩具のレゴなどが上海、北京などの都市に、新型旗艦店を多數開設したという。また、ディスカウントチェーンのALDIが中國內地市場に初めて進出、コンビニエンスストアのローソンなどが東北地域、西北地域や、地方都市で急速な店舗展開を進めている。
また「中國の商業小売市場は開放的で、急成長している」と述べ、中國では現在、消費構造の高度化が進んでおり、個人消費に個性化、多様化、オーダーメード化の傾向が表れ、小売業が利便性、差別化、體験性をいっそう重視する方向へ発展しているとの見方を示した。
高報道官は、外資係企業を含む各種の市場主體のために、いっそうの市場化、法治化、國際化したビジネス環境を整え、各種の小売企業が共同で中國小売市場のパイを大きくすることを支援し、中國の消費者の高品質、多様化という消費ニーズを満たし、発展の共有を実現すると表明した。
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