【新華社北京8月9日】中國農業農村部は7日、アフリカ豚コレラの発生狀況に効果的に対応するために、各地の獣醫部門に対して、國境での水際対策強化に努め、広い範囲の徹底調查や早期発見、迅速な対応、厳格な処置、完全な撲滅、迅速な回復を実現し、全國で感染の無い狀態を維持するよう要請した。
遼寧省瀋陽市瀋北新區でこのほど、中國で初となるアフリカ豚コレラの発生が確認された。すでに発生地と周辺の全ての豚が処分され、発生の拡大を防いだ。
アフリカ豚コレラは、主にアフリカ、中・東歐、コーカサス地域で流行している。國際獣疫事務局(OIE)は報告義務のある伝染病に分類し、中國は1類動物疫病(人や動物に極めて有害で、強制的な予防、抑制、撲滅などの緊急かつ重大な措置を必要とする伝染病)に分類している。中國の養豚數と豚飼育數はいずれも世界の半分以上を佔めており、アフリカ豚コレラが広がると、中國の養豚業にとって計り知れない損失となる。
農業農村部の於康震副部長は、全ての地域が監視と厳格な検查を全面的に実施して、緊急時の対応を強化し、法執行を厳しく監督、伝染病の知識を広め、科學技術の支援と動物用醫薬品の監督管理を強化しなければならないと強調。部門間の連攜をさらに強化し、共同予防と共同管理を推し進め、予防・抑制の環境を整えるよう要請した。
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