【新華社杭州8月7日】中國浙江省遂昌県柘渓下村で、58歳の「ドローン名手」張江旭さんが、ブンブンという音を立てながら、農薬散佈用のドローンを操作している。
これは近年の中國における、農業用ドローン発展の縮図といえる。大疆創新科技(DJI)農業事業の陳韜中國エリア・セールスディレクターは、現在農業用ドローンはすでに爆発的成長期に入っていると指摘し「中國市場全體で2015年販売の農業用ドローンの全體保有數はわずか2500&前後だったが、2018年上半期は、DJI傘下の農業用ドローンだけでも、販売&數がすでに1萬台に近づいている」と述べた。
農業用ドローンの急速な成長理由について、浙江智天科技の陸東明會長は「鍵はやはり技術革新にあり、従來型の農業効率を大幅に向上させた」と述べ、次のように紹介した。現在市場に流通している最新の農業用ドローンは10キロの農薬の搭載が可能で、1分間で1ムー(約0・07ヘクタール)の土地に農薬を散佈でき、1日の作業量は300ムー(約20ヘクタール)に達し、農薬充填と散佈の効率は従來の手作業の30倍以上に達する。
このほか、技術開発の発展により、農業用ドローンのコストも大幅に低下している。技術の改善も、農業用ドローン使用の障壁を引き下げている。
當社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無斷転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事:
