【新華社上海8月6日】中國の「新農村建設」と「精確な貧困扶助」の効果が明らかになるにつれ、ますます多くの中國都市部住民が週末や休日の旅行先として農村を選ぶようになり、アグリツーリズムに注目する外國人観光客も増えている。2017年、アグリツーリズム市場の観光客數は延べ25億人、観光収入は1兆4千億元(1元=約16円)に達した。その中で、発展の勢いに乗る民宿経済は中國の農村振興における新たな注目點となっている。
華東師範大學レジャー研究センターの樓嘉軍主任は、農村部における民宿の発展は多方面に利益をもたらすものと分析している。快適な民宿は観光客のアグリツーリズム時の滯在時間を延ばし、観光客の體験を向上させると同時に、現地の消費を増加させる。民宿の管理者は一般的に、一定の資金と管理経験を持つ第三者組織であり、彼らは農村のイメージと知名度の向上を助けると同時に、営業利益を生み出すこともできる。村民は自分の家屋を民宿管理者に貸し出すことで賃貸料を得ることができるほか、「地元」就職を選んで民宿の従業員となって働き、世帯収入を増やすこともできる。
中國國家情報センターシェアリングエコノミー研究センターがこのほど発表した「中國シェアハウス発展報告2018」は、2020年までに中國のシェアハウス市場の取引規模が500億元に達する見込みで、このうち、農村部の民宿が重要な部分を佔めると予想している。
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