【新華社北京7月27日】中國の習近平國家主席がアラブ首長國連邦(UAE)やセネガルなどの國を公式訪問した際、関連諸國と「一帯一路」構想の共同建設に関する協力合意書を締結したことについて、外交部の耿爽報道官は23日、中國は引き続き「共商、共建、共享」(共に話し合い、共に建設し、共に分かち合う)の原則に基づき、関連諸國や國際組織と共に、「一帯一路」の建設を通じて、地域と世界平和、発展と繁栄にいっそう貢獻すると述べた。
同日の定例記者會見で、「習近平主席がUAEやセネガルなど中東・アフリカ諸國を歴訪する中で、中國はこれら全ての國と『一帯一路』構想の共同建設について合意書を交わした。これについて説明してほしい」との質問に対し、耿爽報道官は次のように表明した。
UAEは「一帯一路」構想の交差點にあり、同構想構築の重要な拠點國だ。UAEはここ數年、「シルクロード再興」構想を打ち出し、「一帯一路」建設に參加する強い意思を表明しており、「一帯一路」構想の共同構築における協力パートナーだ。習近平主席訪問中、両國は共同聲明を発表し、同構想の枠組みでの協力の強化を強調し、発展戦略の連攜と産業政策の疎通を強化し、生産能力協力を深化させ、中國・UAE生産能力協力モデルパークなど、同構想の旗艦プロジェクトをしっかりと計畫、運営、製造、各分野の重大実務協力での全面的な成果が得られるよう推進する。
セネガルはアフリカの重要な國で、アフリカ大陸最西端に位置し、獨特な地理的優位性を持つ「一帯一路」建設の重要な延長となる國だ。習近平主席のセネガル訪問中、サル大統領は、セネガルが同構想を支持し、相互接続の構築に積極的に參加する意思を表明した。両國首脳は「一帯一路」などいくつかの二國間協力文書に署名した。習近平主席は、セネガルが西アフリカ諸國で初めて「一帯一路」協力文書に署名する國となることを中國は歓迎しており、これを契機に両國間の協力レベルを全面的に引き上げ、両國と両國人民に幸福をもたらすだろうと述べた。
「一帯一路」構想が提起されてから5年足らずで、それは理念から行動へ、ビジョンから現実へと大きく変化し、多數の重大協力事業が実施され、世界で「一帯一路」構想を共に構築する強い勢いが形成された。中國は引き続き「共商、共建、共享」の原則に基づき、関連諸國や國際組織と共に、「一帯一路」構想の遂行を通じて、地域と世界平和、発展と繁栄に更に貢獻していく。
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