【新華社深圳7月27日】中國の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)創業者の任正非氏は25日、同社深圳本社で5G標準の通信路符號化Polar符號の提案者であるエルダル・アリカン教授と會見し、ファーウェイが今後も基礎研究への投資を拡大し、さらに多くの科學の導き手となると表明した。
トルコのビルケント大學のアリカン教授は2008年にPolar符號を提案。この符號方式は、これまで提案された中で唯一の、通信容量の限界をいう「シャノン限界」に到達できる符號化方式と考えられているという。ファーウェイはこれに基づきPolar符號の獨自コア技術で飛躍的な進歩を遂げ、同方式を學術研究から産業への応用へと進めた。Polar符號は2016年に5G標準の新しい通信路符號化となり、中國企業の5G標準での影響力が高まった。
任氏は、基礎分野での飛躍的な進歩は短期間では達成できないもので、何十年もの人知れぬ労苦が必要だと明かした。さらに「私たちは引き続き基礎研究に注力し、基礎研究分野や科學者チームの技術開発を支援する」と語った。
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