【新華社ハラレ7月25日】中國企業が建設を請け負ったジンバブエ最大の空港、ロバート・ガブリエル・ムガベ國際空港の改修·拡張工事の着工式が23日、首都ハラレで行われた。完成後、空港の年間利用者數は250萬人から600萬人に増え、地域內の重要なハブ空港になる見込みだ。
ジンバブエのエマーソン・ムナンガグワ大統領は式辭で、同プロジェクトとその他のプロジェクトでジンバブエに資金と技術の支援を提供した中國に感謝の意を表し、プロジェクトの順調な推進は両國の友好の表れだと指摘した。
駐ジンバブエ中國大使の黃屏氏は、ムガベ國際空港はジンバブエ最大の空の玄関口であり、改修·拡張工事を通じて、より多くの旅客の受け入れが可能なまったく新しい近代的空港が生まれるとし、ハラレはこれでアフリカ中南部の重要なハブ空港になり、ジンバブエの社會経済の発展をさらに助けるものになるとの見方を示した。
建設を請け負った中國江蘇國際経済技術合作集団有限公司(中江國際)によると、改修·拡張工事プロジェクトの契約金額は約1億5300萬ドル(1ドル=約111円)、工期は36カ月。プロジェクトには、約3千平方メートルのVIPターミナルビルの建設、3萬5千平方メートルの新國際ターミナルビルと2萬平方メートル余りのエプロン(駐機場)の増築、既存の滑走路やエプロン、駐車場の修繕、既存ターミナルビルの改造、空港の通信や照明、監視システム、航空管制システムなどの全面的な刷新が含まれる。
ハラレ南郊に位置するムガベ國際空港はもともとハラレ國際空港という名だったが、2017年11月、ムガベ大統領(當時)の名前を冠して改名された。1956年の建設後、修復と規模拡大を繰り返してきた。施設の老朽化とターミナルビルの容量不足は現在、新航路の就航やより多くの航空會社の誘致を妨げる最大の要因となっている。
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