【新華社ウルムチ6月25日】800人近くの観光客を乗せた吉林新疆支援観光列車が23日5時30分頃、中國新疆ウイグル自治區アルタイ地區の北屯駅に到着した。吉林省による新疆支援観光列車の運行は今回が初。アルタイ地區の観光市場の更なる拡大を目指す。
同列車は16日間をかけ新疆ウイグル自治區と甘粛、寧夏両省にあるさまざまな観光名所を巡る。アルタイでは2泊3日滯在し、カナス風景區、ジェミナイ石城、辺境ゲートなどの観光地を回る予定としている。
中國共産黨アルタイ地區委員會によると、同地區は今年、さらに吉林新疆支援観光列車9本、観光客約7千人の受け入れを見込んでいる。うち7本は華中、華南及び香港・マカオ・台灣などでツアー募集を行い、2本は吉林省內で募集する。
「千里の畫廊」と呼ばれるアルタイ地區は新疆ウイグル自治區の北部に位置しカザフスタン、ロシア、モンゴルと國境を接する。同地區にはカナス風景區やコクトカイ風景區、白沙湖風景區の3つの國家5A級観光風景區を含む、氷河や河川、森林、草原、高山、渓谷、湖沼、濕地、ゴビ砂漠などの自然の観光資源が2千カ所以上ある。
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